志摩観光ホテルオリジナル日本酒 第四弾
純米大吟醸 山田錦「志摩」
志摩時間 2024年春号より
老舗の技で、名水と地元の酒米を上品に醸す
今回の日本酒「志摩」は、名水の地ならではの軟水、酒米は伊賀産山田錦を使用。純米大吟醸の精米歩合50%をさらに削った45%に精米し、雑味がなくクリアな中にも柔らかな口当たりが特徴。三重県産の2種類の酵母を組み合わせることで奥行きのある味わいに。
杉原シェフソムリエは「米本来のふくよかさ、ふたつの酵母を使うことでほのかに白桃のような華やかな香りがあります。上品でまろやかな味のまとまりは、名水で仕込む老舗の技を感じます」。
志摩観光ホテルオリジナル日本酒 第四弾 純米大吟醸 山田錦「志摩」
販売開始 | 2024年2月14日(水) |
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販売価格 | ¥6,500 |
販売数 | 450本限定 |
酒米 | 伊賀産山田錦100%使用 |
精米歩合 | 45% |
内容量 | 720㎖ |
アルコール分 | 16度 |
販売場所 | ザ クラシック ショップ、ザ ベイスイート ブティック、都ホテルオンラインショップにてご購入いただけます。 ホテル内各レストランでもご用意しています。 |
監修:シェフソムリエ 杉原 正彦
2011年全日本最優秀ソムリエコンクールセミファイナリストなど数々のコンクールで入賞。伊勢志摩サミットでは、日本ワイン選考委員会と飲料サービス責任者を担当。JSAソムリエ・エクセレンス。利酒師。
理想の酒を求めて仕事に向き合う、親子が成せる技
瀧自慢酒造では社長の杉本隆司(すぎもと たかし)さんが「志摩」の出荷を行っていました。
今年の酒の出来具合を尋ねると「夏の猛暑で例年に比べ酒米は硬い状態でしたのでひと工夫必要でした。いつもの仕込み方だと米が溶けにくく味に影響すると考えましたので、仕込み前の米の吸水率や乾燥度を例年とは異なる具合で調整し、米をベストな状態の硬さにすることができました」。
「櫂を入れたときに手で感じる感覚、香り、見た目など五感で酒の出来具合を確認し、タンクに巻いた冷却水の温度を微調整しながら醸していきます。お客さんが求める瀧自慢の味わいは、酒米の出来や気候に左右されてはいけない。受け継いだ技と経験を活かし、変わらない味に仕上げることが大切な仕事です」。
最後に隆司さんに日本酒「志摩」への想いを聞きました。「瀧自慢酒造の特徴でもある米の旨味を残しながら後味がきれいで、料理に寄り添う味を蔵人達が丁寧に醸しました。志摩の海の幸や三重の食材を名張の酒で愉しむことで、三重の食の魅力を感じてもらえると嬉しいですね」。
日本酒メーカーズディナー
三重・名張の銘酒 「瀧自慢酒造」 と 総料理長 樋口宏江による饗宴
オリジナル日本酒「志摩」を含めた銘酒の数々を「海の幸フランス料理」とともに。
開催日 | 2024年6月21日(金) |
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料金 | おひとり様 ¥50,000 |
場所 | フレンチレストラン「ラ・メール」 |
志摩観光ホテル季刊誌「志摩時間」
伊勢志摩の地は、ゆるやかな時間の流れに合わせて、表情を少しずつ変えながら、四季折々の味覚や色彩を私たちに届けてくれます。
そんな季節の移ろいとともに、志摩観光ホテル季刊誌「志摩時間」では、地元の文化や豊かな自然などを通じて、伊勢志摩の四季をご紹介しています。