上質なゴルフステイ

上質なゴルフステイ

志摩時間 2022年春号より

風光明媚なリアス海岸を望むシーサイドコースでゆったりラウンドすれば、自然に抱かれる心地良い時間が流れます。
志摩観光ホテルから車で約5分、1969年に名匠上田治氏によって設計された近鉄賢島カンツリークラブ(以下賢島CC)は、日本で唯一、ミズノクラシック〜伊勢志摩〜・TOTOジャパンクラシック〜伊勢志摩〜という全米女子ゴルフ協会公式戦(LPGA)が10年間開催され、多くのゴルファーが一度は愉しみたいと憧れるチャンピオンコースです。
 
ホテルからのアクセスも便利な賢島CCへ。

ゴルフウェアでホテルを出発

ゴルフウェアでホテルを出発

ゴルフ場はホテルからの距離も近くスムーズにチェックイン

ゴルフ場はホテルからの距離も近くスムーズにチェックイン

ダイヤモンドカットに手入れされた美しいフェアウェイ

ティーグラウンドからは、丁寧にメンテナンスされたダイヤモンドカットの美しいグリーンと、伊勢志摩国立公園の豊かな自然が望め開放的。
 

ドライビングディスタンスの表示

ドライビングディスタンスの表示

ロングコース上には、トーナメントで数々の女子プロゴルファーによるティーショットのドライビングディスタンスの表示があり、飛距離を比べながらラウンドするのも愉しみのひとつ。
 

キャディさんにコースの特徴などを教えてもらいながらラウンド

キャディさんにコースの特徴などを教えてもらいながらラウンド

コースを知り尽くしたキャディさんが残り距離やグリーンのラインを丁寧にサポートしてくれるので安心です。
「2007年のトーナメントでは上田桃子選手が最終日に、7番ホール(パー5)でアルバトロスを決めて、全米女子ツアーで初優勝したんですよ」とキャディさんに教えてもらうと、当時の白熱した記憶が甦るとともに、同じ場所でプレーできる喜びが沸き上がります。
 

宮里藍選手がウォーターショットを決めた17番ホール

宮里藍選手がウォーターショットを決めた17番ホール

コースには当時の様々な物語が残されており、2006年のトーナメントでは、17番ホールでティーショットをビーチバンカーに入れた宮里藍選手が靴を脱いで入り、ウォーターショットを披露。グリーンエッジまで運ぶ気迫の一打は、ギャラリーの大喝采が起きた名シーンです。
 

アリソンバンカー

アリソンバンカー

賢島CCのコースの各所に見られる高さが2㍍を超える深いバンカー「アリソンバンカー」は、賢島CCの名物。昭和初期に日本の名コースの数々を設計したC.H.アリソンがその名の由来。設計者の上田氏は「東の井上誠一、西の上田治」と称される日本のゴルフ設計の二大巨頭です。アリソンが設計したゴルフ場の造成時に管理助手としてアリソンの設計哲学を学び、その後、設計士として独立。西日本を中心に大阪ゴルフ倶楽部や小野ゴルフ倶楽部などの名門コースを設計します。
上田氏には独特の設計哲学があり、賢島CCも「OBをつくらない」、「ローカルルール的な設計は避ける」、「変則スイングを要するようなきついアップダウンはつくらない」という3原則が反映されたコース設計です。
 

広いフェアウェイが特徴的

広いフェアウェイが特徴的

賢島CCはフェアウェイも広くゴルフ初心者でも愉しめますが、そこはチャンピオンコース。

グリーンでは芝目でラインを読む

グリーンでは芝目でラインを読む

常にメンテナンスが行き届いたコースは、グリーン周りのアリソンバンカーの攻略や、芝が短く刈られたグリーンでのラインの読み方など、プロさながらのコース戦略にチャレンジできるのも大きな魅力です。

ホテルのゲストラウンジで過ごす愉しい時間

ホテルのゲストラウンジで過ごす愉しい時間

ダイナミックで戦略的なコースを存分に楽しんだ後はホテルに戻り、ゲストラウンジでくつろぐひと時を。ワインやシャンパンなどお好みのドリンクを傾けながら、気持ちの晴れるティーショット、砲台グリーンを捉えたアプローチショット、ラインが読めたパッティングなどプレーを振り返りながら語り合うのもホテルステイならではの醍醐味。
 

宮里藍選手がウォーターショットを決めた17番での思い出の1打

宮里藍選手がウォーターショットを決めた17番での思い出の1打

思わず歓喜があがる瞬間

思わず歓喜があがる瞬間

木々の緑や海を眺め、太陽に力をもらいながら過ごした特別な時間。程良い疲労感は充実した1日だった証拠でもあります。都会の喧噪を離れ、リゾート地での上質なゴルフライフとホテルステイ。世代を問わず心身ともにリフレッシュできる、ワンランク上のゴルフ体験をお愉しみください。
 
近鉄賢島カンツリークラブ

1969年(昭和44年)9月23日開場。全米女子プロゴルフ協会公式戦の「ミズノクラシック~伊勢志摩~」(2006〜2014)、「TOTOジャパンクラシック~伊勢志摩~」(2015)の10年連続開催の他、三重県オープンゴルフ選手権競技(本選2回1989・2019)、TOYOTAジュニアゴルフワールドカップ(2002)、KGRプロアマトーナメント(2005)などの競技会も開催。数々の著名なゴルフ場を設計してきた、名匠 上田 治が伊勢志摩国立公園の美しい海と横山の緑に囲まれた景勝の地にリアス海岸を巧みに取り入れて設計されたリゾートコース。クラブハウスはル・コルビュジエに師事し、1937年(昭和12年)のパリ万国博覧会では日本館の設計を手がけるなど、モダニズム建築を実践した建築家 坂倉 準三が設計。
 

衣裳提供:BEAMS GOLF(近鉄百貨店)

取材:2021年11月

伊勢志摩の地は、ゆるやかな時間の流れに合わせて、表情を少しずつ変えながら、四季折々の味覚や色彩を私たちに届けてくれます。
そんな季節の移ろいとともに、志摩観光ホテル季刊誌「志摩時間」では、地元の文化や豊かな自然などを通じて、伊勢志摩の四季をご紹介しています。

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