志摩観光ホテルの取組み
人と地球を豊かにする
観光の提供
伊勢志摩ガストロノミーの取組み
古より「御食つ国(みけつくに)」と呼ばれる伊勢志摩の地に開業し、伊勢志摩国立公園内にある志摩観光ホテルは、海山の食材に恵まれた土地にあり、料理を通じて食材の魅力を伝える「ガストロノミー」に取り組んでいます。
毎月「伊勢志摩ガストロノミー」賞味会を開催し、地元の食材の持ち味を引き出す料理を生産に携わる方の講演を交えて提供し、三重県・伊勢志摩地方の魅力や食の豊かさを発信しています。
県産米の魅力をPRする「三重県産米アンバサダー」就任
志摩観光ホテルは、2022年8月、三重県産米の需要拡大のために制定された、県産米PR大使「三重県産米アンバサダー」に就任しました。各レストランで使用するお米を三重県産米に統一、またショップでもお米を販売し、お客さまへ積極的なアピールを行っています。
地元小中学校の給食メニューのレシピ考案
志摩観光ホテルは、2022年12月、志摩市教育委員会学校給食センターが取り組む食育事業の一環として、総料理長樋口宏江が、地元の「伊勢海老」や「味噌」「柑橘」「あおさ」を使ったメニューの考案・監修を行いました。料理は市内小中学校13校、約3,000名の子どもたちに提供され、同日には交流会も開催、生産者とともに参加し、食材の大切さ、料理のこだわりなどを紹介、子どもたちは熱心に話に聞き入っていました。
「志摩市制20周年記念事業 市内一斉クリーンアップ活動」への参画
志摩観光ホテルでは、『志摩市制20周年記念事業 市内一斉クリーンアップ活動』に参画し、賢島駅踏切から賢島大橋の県道17号 浜島阿児線沿いのゴミ拾いを行いました。
脱炭素・循環化社会実現への貢献
県産木材を使用した取組み
伊勢の森の木を使用したアフタヌーンティースタンドを製作。3種類の樹種を使用し、三重の森の多様性や自然の豊かさを表現しました。
また、宿泊客に向けたワークショップでは、尾鷲ヒノキや伊勢の森の木を使用したワークショップを行っております。
2021年にはこれらの活動が評価され、三重県産木材の積極的に活用する「木づかい宣言」の認定を受けました。今後はさらに家具などに使用される木材の廃材を使用したコースターの制作も進めており、森の豊かさを守る活動にも取り組んでいきます。
三重、伊勢の森で育つ多様な木材を活用した
「オリジナル木製コースター」を製作
志摩観光ホテルは、2022年8月、三重県、伊勢の森で育つ多様な樹種を用いたオリジナルコースターを製作し、館内施設での使用、販売を開始しました。家具などを作る際に余ってしまう良質な木材を8種類使用し、海の豊かさの源である山の環境にも目を向け、木の温かさと、自然の循環を感じて頂きたいと考えています。
ホテルで使用した鮑の貝を加工したオリジナルのナフキンリングを製作し、新たな価値を創造
志摩観光ホテルでは、2023年10月に開催した、志摩観光ホテル ザ ベイスイート 15周年記念イベントにおいて、料理で使用する鮑の貝殻を、地元の貝工芸作家が薄く磨き上げ、英虞湾で養殖された真珠と組み合わせたナフキンリングを製作しました。鮑を食材だけではなく、殻も加工することで新たな価値を生み出しました。
アクティビティに電動アシスト自転車を導入
志摩観光ホテルは、カーボンニュートラルの取組みとして、環境に配慮した観光体験「レンタサイクル」を行っています。2022年10月からは電動アシスト自転車を導入し、さらに幅広い年代のお客さまが快適に楽しめるアクティビティとなっています。
客室バスアメニティをポンプボトルに変更しプラスチックごみを削減
志摩観光ホテルは、2022年4月より、ザ クラシック、ザ ベイスイートの客室バスアメニティを使い捨ての個包装から詰め替えポンプボトルへ変更しました。プラスチックごみの削減により周辺環境への負荷を軽減、サステナブル(持続可能)なホテル運営を行います。
オリジナルエコバッグの製作
志摩観光ホテルは2023年11月、オリジナルエコバッグを製作しました。環境への意識をお持ちのお客さまに、日頃からお使いいただけるようデザインし、生地にはフェアトレードコットンを採用しました。その他のデザインも展開し、持ち帰り用袋の削減につなげるなど、SDGsゴールへの貢献を行っています。
安全の確保と安心の追求
地震災害時の観光客避難所として志摩市と協定
地域の安全、安心へ貢献するため訓練を実施
志摩観光ホテルは2016年より災害時にける避難所として志摩市と協定を結んでいます。毎年、地震災害を想定した訓練を実施することで、地域の安全・安心に貢献できる様スタッフ一同意識を高め取り組んでいます。