志摩観光ホテルの取組み
人と地球を豊かにする
観光の提供
伊勢志摩ガストロノミーの取組み
古より「御食つ国」と呼ばれる伊勢志摩の地に開業し、伊勢志摩国立公園内にある志摩観光ホテルは、海山の食材に恵まれた土地にあり、料理を通じて食材の魅力を伝える「ガストロノミー」に取り組んでいます。
毎月「伊勢志摩ガストロノミー」賞味会を開催し、地元の食材の持ち味を引き出す料理を生産に携わる方の講演を交えて提供し、三重県・伊勢志摩地方の魅力や食の豊かさを発信しています。
脱炭素・循環化社会実現への貢献
持続可能な海洋資源「ブルーシーフード」を活用したメニュー開発
持続可能な海洋資源である「ブルーシーフード」の一つで県内で養殖される「スジアオノリ」を使用したメニューの開発、また三重の食材をテーマに開催する「伊勢志摩ガストロノミーランチ賞味会」においても同食材を使用し、参加者に知っていただく機会を設けました。また、地元食材を飼料として陸上養殖された「多気サステナブルサーモン」については、ゲストストラウンジでの提供をきっかけに、レストランでのメニュー化も進めています。
今後も限りある海洋資源を守るため、養殖事業者との協業を通じ、良質な養殖食材の魅力を発信していきたいと考えています。
県産木材を使用した取組み
伊勢の森の木を使用したアフタヌーンティースタンドを製作。3種類の樹種を使用し、三重の森の多様性や自然の豊かさを表現しました。
また、宿泊客に向けたワークショップでは、尾鷲ヒノキや伊勢の森の木を使用したワークショップを行っております。
2021年にはこれらの活動が評価され、三重県産木材の積極的に活用する「木づかい宣言」の認定を受けました。今後はさらに家具などに使用される木材の廃材を使用したコースターの制作も進めており、森の豊かさを守る活動にも取り組んでいきます。