名士たちと共に歴史を紡いできたウェスティン都ホテル京都
明治、大正、昭和、平成、令和の130年以上にわたるウェスティン都ホテル京都の歴史をご紹介します。
ウェスティン都ホテル京都の歴史と賓客
1890年 | 京都の豪商西村仁兵衛らが、琵琶湖疏水開通の前日、現在のホテルの場所に遊園“吉水園”を開く。 |
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1900年~ | 新たに客室、食堂などを増築し、「都ホテル」を開業。英国コンノート殿下がご宿泊、“国賓ホテル”として海外から高い評価を得る。 主な賓客 英国コンノート殿下、米国美術建築家 フランク・ロイド・ライト氏 |
1915年~ | 大正天皇御即位に際し、新しい主食堂(葵殿)が完成し、以来、京都を代表する洋式宴会場としての役割を担う。新本館が完成し、近代的な国際ホテルとして装いを新たにし、結婚披露宴、舞踏会など多目的な社交場としての声価をゆるぎないものに。 主な賓客 英国エドワード皇太子、物理学者 アインシュタイン博士、ロックフェラーご夫妻、米国ルーズベルト元大統領夫人 |
1926年~ | 昭和の御大典(昭和天皇御即位)に際し、大典に参列の各国施設の宿となった。茶亭「可楽庵」を新築、庭園は平安神宮などの造園で知られる小川治兵衛氏が手掛ける。文化勲章受章者 村野藤吾氏設計の客室棟「佳水園」が完成。 主な賓客 満州国皇帝陛下溥儀氏、高松宮同妃両殿下、三笠宮同妃両殿下 |
1936年~ | 村野藤吾氏の設計による「稔りの間」が完成。壁画には山鹿清華画伯による、日本の五穀と西洋の果物の豊かな稔りを象徴した壁画「豊穣」が描かれた。 主な賓客 秩父宮同妃両殿下、アイゼンハワー元帥、インドネシア スカルノ大統領、米国ロバート・ケネディ司法長官、ヘレンケラー女史、マイケル・ドット&エリザベス・テーラーご夫妻、クリント・イーストウッド氏 |
1966年~ | 日本万国博覧会期間中には37ヵ国1州の政府賓客をお迎えする。ウェスティンホテルズとの業務提携を開始。 主な賓客 佐藤栄作首相、田中角栄首相、米国フォード大統領、仏国シラク大統領、中華人民共和国 鄧小平ご夫妻、英国チャールズ皇太子・ダイアナ妃、女優 カトリーヌ・ドヌーブ氏、女優 オードリー・ヘップバーン氏 |
1985年~ | 創業100周年記念事業として全館のリニューアルに着手。京都最大の宴会場「瑞穂の間」をはじめ、宴会場、レストランなどの施設を増強した。第42回全国植樹祭懇親会が開催され天皇・皇后両陛下がご臨席された。 主な賓客 米国ブッシュ大統領、ソ連ゴルバチョフ大統領 |
1990年~ | 京都で最大級の屋外独立型チャペル「グレース」を建設。葵殿および佳水園庭園が京都文化財(名勝)に登録される。 主な賓客 秋篠宮両殿下、橋本龍太郎総理大臣、米国ジョージ・ブッシュ大統領、マレーシア マハティール首相 |
2002年~ | ウェスティン都ホテル京都と名称を変更。 主な賓客 高円宮妃殿下、秋篠宮殿下、ドイツ ウラ大統領、オランダ ウィレム・アレキサンダー皇太子、米国ライス国務長官 |
2021年 4月 | グランドリニューアル |
大正時代の葵殿
葵殿完成当時にはめ込まれた祇園祭の
ステンドグラス
大正時代のホテル外観
歴史が息づくウェスティン都ホテル京都
明治、大正、昭和、平成、令和の130年以上にわたるウェスティン都ホテル京都の歴史をご紹介します。
川端康成氏も愛した佳水園と庭園
大正時代に完成した葵殿
創業100周年を記念して増築された
西館コロネード